皆さんの中には、むし歯や歯周病が原因で歯を抜いた経験がある方がいらっしゃるかもしれません。



歯を抜くと、隣の歯や噛みあっていた歯が自然と動き始まます。歯は動かないのでは!?と思われるかもしれませんが、前後、左右、上下どの方向にも動いています。とはいっても、通常は1ヶ月に1ミリ以下ですので、動いている実感はほとんどないでしょう。


歯列矯正はこの歯が動く性質を利用しているのです。



では、抜いた後短期間であればほとんど問題ありませんが、そのまま何ケ月も放置しておくと、残った歯が少しずつ動いてきます。気付いた時には、歯並びや噛みあわせが悪くなり、支障をきたすことがあります。


特に歯周病で歯の動揺が大きいと健康な歯に比べて大きく動くのです。



大きく歯が動いた後に治療をするとなると歯と歯の間の隙間を埋めることがなかなか難しくなります。よって、歯を抜いた後はなるべく早めに歯を入れる必要があるのです。



では、抜いた後に歯を入れるとしたらどのような方法があるのでしょうか?


0867010001.gif






①入れ歯(取り外し可能な義歯)


92041002.gif





②ブリッジ(固定式の被せ物。抜いた歯の左右に歯があることが条件です。)


0167050011.gif






③インプラント(歯を抜いたところに人工の歯をいれます)


0867010008.gif






このようにいくつかの種類がありますが、それぞれ利点、欠点がございます。


そちらを十分把握されたうえでどの方法がご自分にベストな方法なのかを選んで頂きたいと思います。



歯を抜かれてどのような方法にしようか迷われている方、歯を抜かれてしばらく経過している方、どのような方法にされるのか歯科医院での相談がベストです。なるべく早めに治療をお勧めいたします。


参考文献:歯の話2



歯磨き粉はいつの時代から使われていたのでしょう?


古代エジプトの文献書の中には歯磨き粉の調合の仕方が記されているそうです。粉末のものもあれば、今のような練り歯磨きもあったようです。既にこの時代からあったのですね。


古代ギリシャ時代には鹿の角、動物の骨灰や軽石、大理石の粉末に蜂蜜や薬草を混ぜたものを使用していたようです。


日本では江戸時代に丁子屋喜左衛門が朝鮮から渡来した人たちから学び『丁子屋歯磨』として販売された"粉歯磨き"が始まりだと言われています。


房洲砂を原料とし、丁子(クローブ)等を香料に使用していました。貝殻の粉末やコショウやハッカ、唐辛子を混ぜる事もあったようです。


その後明治時代に欧米の練り歯磨きの方法が伝わり今の歯磨き粉の状態に大きく近づいたと言えます。


では、歯磨き粉に使用期限はあるのか??


未開封で良い環境で保管しても3年間品質を保証出来ない場合、薬事法によって使用期限を記さなければならない義務があります。


しかし、日本では未開封の状態で3年間経過しても品質に影響がないように製造されているので表示義務から免除されています。


箱やチューブの本体を見ても使用期限が記されていないのはその為です。


しかし、一度開封してしまうと保存状態により品質も劣化してしまうこともある為なるべく早く使い切る事をお薦めします。


使用期限は記されていなくても製造記号を表示する事は義務づけられています。何か問題が起きた場合、この製造番号を元に追跡調査ができるようになっています。歯磨き粉



皆さん。食後に歯磨きをされると思いますが、入れ歯もきちんとしたお手入れが大事になります。



入れ歯のお手入れはブラッシングと入れ歯洗浄剤の2つのお手入れが有効です。


なぜかと言うと、ブラッシングだけでは入れ歯に付着したカンジタ菌などの細菌を完全に落とせない為、洗浄剤による除菌が必要になります。


食後に入れ歯を外したら歯ブラシで付着した汚れを流水で落とします。部分入れ歯などは金属の部分などに汚れが溜まりやすいので専用のブラシを使用するとお手入れがしやすいです。


0536020002.gif


ブラッシング後に、洗浄剤につけて除菌をしてください。洗浄剤ですが、コップに水を注ぎ、先に錠剤を入れてください。ブクブクと泡がたってきますので、泡が立ってきたら入れ歯をいれましょう。


汚れがひどい場合は一晩つけておいてください。これを毎日行うと効果がアップします。


注意して頂きたいのが、入れ歯を洗う際に熱湯を使用されないでください。60℃以上のお湯を使用すると入れ歯が変形することがあります。また、夜間は乾燥による変形の可能性もありますがので気をつけましょう!なるべく水中保管をお薦め致します。


0536020005.gif


少なくても3ヶ月から半年に1回は歯科医院で入れ歯の調子を確認してもらいましょう\(^o^)/



参考文献:歯の話パート2



「噛む」とは、上下の歯で挟んで物をつぶしたり、砕いたりする咀嚼運動の一部と言われております。



先日もお話ししたように、噛むことには脳とも関係があります。噛むことで気持ちを落ち着かせる効果があると言われているのです。


よって、歯を多く失って噛めなくなった高齢者は、脳の容積が減少する傾向にあるようです。



では、いったい私たちの噛む力はどのくらいなのでしょうか?


お口の中の歯が全てそろい、歯並びが綺麗な成人の場合、最も強く噛みしめた時の圧力は大臼歯(奥歯)で約50キロ、小臼歯で約15キロ、前歯が約12キロと言われております。これはあくまでも平均値であり、スポーツ選手などは成人の2倍にもなります。



むし歯や歯周病で歯を失い入れ歯になってしまうと、噛む力は50%以下に減り、なんでも思う通りに食べられなくなります。


よく、将来歯がなくなったら入れ歯でいいや。とおっしゃられる方もいらっしゃいます。しかし、そうではありません。


 


健康な歯が噛む力が100%とすると、


body_ha_good.png


入れ歯だと総入れ歯で22%。部分入れ歯で30%まで噛む力が低下するのです。


ireba_ojiisan.png


また、どこか奥歯が1本でもないだけで噛む力は40%しかないというデータが出ております。


body_ha_bad.png


それほどご自分の歯には価値があるのです。将来、噛む事に不自由しないようにも今のうちから定期健診を受けるようにしましょう!!


 


参考文献:歯の話パート2



今年は『ひつじ年』ですね。


今回はひつじにちなんだ豆知識の紹介です\(^o^)/


実は、ひつじの前歯は下顎の部分にしかないんです。上顎は歯がない代わりに硬い歯茎があります。


人間の前歯のように歯と歯で物を噛みきるのではなく、下顎の歯と、上顎の歯茎とで草を噛み切ります。イメージとしては包丁とまな板のようなイメージです。


奥歯は上下ともしっかりあるので、噛みきった草は奥歯ですりつぶして食べます。


また、ひつじの歯は人間と同じように幼歯(乳歯)から成歯(永久歯)へ生え変わります。


生え変わる時期でおおよそのひつじの年齢を把握する事も出来るんです。


images.jpg