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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

みなさんこんにちは!

歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている『歯周病菌』が歯肉に感染し、歯の周りに炎症が起きる病気です。

お口の中の細菌による感染症です。歯周病の原因である細菌は、人から人へうつると言われています。細菌は唾液を介してうつるため、歯周病になっている人とキスや食器、お箸などを共有することにより感染する可能性があります。

細菌が感染したからといって必ずしも発症するとは限りませんので安心して下さい。感受性や全身状態、口腔清掃状態、ストレスなどの2次的な要因とからみあって症状が現れるといわれています。

自分のお口の中の状態に合ったブラッシング方法を身につけることが大切です。
磨き残しがあると、歯垢が残ったままになり歯周病菌が繁殖しやすくなりますので、自分にあった歯磨き方法がわからない方はかかりつけの歯科医医院へ相談してみてください。

自分が使ったスプーンで子供に食べさせない。また使わせないようにする。
食べ物の暑さを確認する時に自分の口の中に入れたものを子供に食べさせない。
また自分が噛んだ物を子供が食べないようにする。
食事の介助が必要な年齢では、ついうっかりと言うこともあるかもしれません。しかし、1歳6カ月前後が最も感染しやすい時期と言われており、その頃の時期のちょっとした心掛けが、将来の子供の口腔内に大きな影響を及ぼすかもしれません。
また、気をつけていただきたいのは、保育者全員が気をつけることです。母親は意識して、スプーンを共有しないようにしていても、祖母や祖父がスプーンを共有していては、感染してしまいます。