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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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知覚過敏とは、歯の内側にある神経(歯髄)に外部からの刺激が伝わって痛みが起こることをいいます。健康な歯の表面はエナメル質に覆われているので、外部からの刺激があっても普通は神経にまで届きません。しかし、何らかの理由でエナメル質が薄くなるなどして、その奥にある象牙質の部分がむき出しになってしまい、神経が刺激されて痛みを感じたりしみたりするようになるのです。
そして、エナメル質がすり減って象牙質が露出する原因には、さまざまな日常生活習慣が関係しています。

「歯磨きは念入りにしているのに、知覚過敏で悩んでいる」という方がいたら、それは歯磨きの仕方が間違っているのかもしれません。キレイに磨きたいからと、歯ブラシでついゴシゴシ磨いていませんか?力を入れ過ぎると、歯を保護しているエナメル質を傷つけてしまいます。しかも、市販の歯磨き粉の多くには研磨剤が入っているので、ゴシゴシと磨くのは、逆に歯に悪影響を及ぼすので注意が必要です。

歯ぎしりや強い噛みしめも、エナメル質を傷つけてしまう原因の1つ。歯を噛みしめる力は、約50kgともいわれており、歯や歯茎に相当な負担がかかっています。しかし、こうした行為はストレスなどが原因で、寝ている間などの無意識のうちにしていることが多いため、自分では気づかないこともあります。
もししみたりしたら一度歯医者でもみてもらいましょう。