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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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正しい歯ブラシの洗い方は、歯磨きの前後に強めの水を流しながら洗います。歯磨き後には、ヘッドの毛の部分を指で丁寧に洗ってください。軽く水洗いするだけでは、食べかすや歯垢(プラーク)が残ってしまい、細菌が繁殖しやすくなります。この細菌の数は、数百とも数十億ともいわれています。しっかり洗えているかどうかは、食べかすや汚れ、歯磨き粉が、歯ブラシの毛に白く残っていないことを目安にしてみてください。

水洗いした歯ブラシは、よく水を切り、風通しのよい場所でヘッドを上にして保管します。次に使う際には、完全に乾燥した歯ブラシを使いましょう。そのためには、歯ブラシを2本準備して順番に使ったり、日光によく当てて乾燥させる方法も有効です。
旅行先などでは、携帯用の歯ブラシをケースに入れて保管することもあるでしょう。その場合は、できるだけ乾燥させてからケースにしまってください。歯ブラシの毛先が湿った状態でケースに保管すると、洗い残した細菌が繁殖しやすくなります。
歯ブラシを交換せずに使い続けていると、歯の汚れを落とす力が弱まるだけでなく、歯や歯茎に余計な負担をかけてしまいます。また、きちんと洗って乾燥させていても、少しずつ洗い残しが溜まります。
定期的に歯ブラシは交換しましょう。