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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

ニュースレター Vol.50 今月の特集

こんにちは。早いことでもう半年が過ぎようとしています。
少しずつ夏本番に向けて近づいていますね(^^)夏休みに入られる方も多いのでしょうか。

さて、今回は当院では新たに、歯の健康手帳というお口の詳細を記した手帳をご希望の方には作成しております。是非、お口から全身の健康へのサポートになれば幸いです。

歯の健康手帳 ~お口の状態・お手入れのポイントは?~

お口の細かい場所は自分では直接見ることができず、状態の把握が難しいです。そのため、歯医者では患者様お一人お一人の口腔内の状況がどうなっているか、経過観察の場所や、将来起こりうるリスク、ブラッシングなどのメインテナンス方法などを説明します

さらに、さこだ歯科では、お口の状態を図で分かりやすく記した「お口の健康手帳」を活用させていただいております。お口の健康手帳では、次のような健康をサポートさせて頂きます。

歯周ポケットの状態、プラークや歯石による炎症の度合など、今の口腔状態を把握する検査結果をまとめています。

お口の全体像を用いてブラッシング時の参考に役立つ比較表です。

患者様それぞれのお口の状況と、レントゲンや検査結果を反映し、どういった場所に気を付けないといけないのか用紙で専門の衛生士がご説明させて頂きます。
また、お預かりしたデータは、次回の検査結果と比較できますので、そのときのポイントや改善状況など、さらに具体的なご説明に役立ちます。お口の健康の為にはピッタリの一冊になると思います(^^)

定期的なクリーニングを継続し、歯周病や口臭、虫歯予防をして、スッキリしたお口を目指しませんか。 是非、お口の健康のサポートとしてご活用いただければ幸いです。お気軽にご相談下さいね(^∀^)

むし歯に強い健康な歯を守ろう

先月、6月4日は「歯の健康習慣」と呼ばれる期間でした。
改めて、歯の健康を守るという点から「噛む習慣」には、どのような効果があるのか見てみましょう。

1.歯が溶けてしまう原因とは

歯が溶けてしまう原因には、大きく2つの要素があります。 1つ目はむし歯です。むし歯の原因となる菌は、お口の中に食物が入ってくると酸を作り、その酸が原因で歯が溶けてしまいます。これが初期のむし歯になります。 2つ目の歯が溶ける原因は、「酸性度」の高い食べ物です。酸性度の高い食品や飲み物(炭酸飲料、柑橘系のフルーツ等)によって、実は少しずつ歯が溶けてしまうのです。 このようにむし歯菌が作る酸や、酸性度の高い食品によって歯からカルシウム等のミネラルが溶けだしてしまうことを「脱灰(だっかい)」と呼びます。

2.だ液の力でむし歯に強い歯へ

健康な歯を維持するためにできることは何でしょうか。 じつは重要な役割をもっているのが「だ液」です。だ液には、お口の中の環境を酸性から中性に戻そうとする力があるのです。だ液は「噛む」動作により分泌が促進されますので、よく噛んでお食事することをお勧めします。 また、歯には「再石灰化」と呼ばれる効果があります。再石灰化とは、脱灰(だっかい)によって溶けだしたミネラルを歯に戻し、歯を修復する効果のことです。ただし、歯は失われたカルシウムなどのミネラルを、だ液からしか取り戻すことができません。そのため、だ液中のカルシウムやフッ素を増やして上げることが再石灰化に有効となります。

3.健康な歯を守るために

健康な歯のための、一番の基本は毎日の歯磨きです。とくに、就寝中はだ液の分泌量が少なくなるので寝る前は丁寧に歯磨きしましょう。併せて、お食事の際は、よく噛むことでだ液を出すこともとても大切です。お食事中はよく噛むことをぜひ意識してみて下さいね(^^) 外出中で歯磨きができないときは、食後にガムを?むことをお勧めします。 砂糖を使用していないシュガーレスガムを噛むことによりだ液の分泌が促進されます。さらに、歯科専売品のさて、いかがでしたでしょうか。ぜひ「歯磨き」+「よく噛むこと」でだ液の分泌を促し、むし歯に強い健康な歯を守りましょう(^^)ご不安や気になる事などございましたら、お気軽にご相談くださいね。というガムにはカルシウムに加えフッ素が含まれているので効率よくミネラルを補うことができます。また、フッ素がだ液に溶けやすいように工夫されているため、口腔内の環境を整え、だ液中のフッ素濃度を高めることができるのも嬉しい点です。 当院でも取り扱っておりますので、ご興味あればぜひご相談下さいね。

さて、いかがでしたでしょうか。ぜひ「歯磨き」+「よく噛むこと」でだ液の分泌を促し、むし歯に強い健康な歯を守りましょう(^^)ご不安や気になる事などございましたら、お気軽にご相談くださいね。