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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

みなさん、歯医者にいって、
歯科衛生士さんから「歯茎が腫れてますよ」って言われたことがある方はどのくらいいますか?その時、腫れてるってどういう状態なんだろう?どこが腫れてるんだろう?っておもった方はいらっしゃいますか?

今日は、健康な歯茎の状態についてご紹介していきます^^
正常な歯茎の状態を理解することで、ご自身の歯茎が、正常なのか?病的なのか?または、病気が治ったあとの歯茎なのかを判断することができます!

①色

《正常》
淡いピンク色をしています。サーモンピンク色と言われます。上皮の厚さ、角化の度合い、血液の供給、メラニン敷を沈着の程度によって個人差があります。
《病的》
慢性疾患の場合、赤または青みがかかった赤色をする場合があります。

②形態

《正常》
歯と歯の間は、先端に向かって三角形に尖っています。
《病的》
三角形が、先端で丸みを帯びた形になります。

③歯茎の硬さ

《正常》
張りがあって、歯面と密着しています。
また歯茎の表面にはオレンジの皮に似たちいさなくぼみ(スティップリング)がある場合が多いです。
《病的》
軟らかく、ブヨブヨしています。歯茎に炎症があり、腫脹するとスティップリングが消失する傾向にあります

いかがでしたか?
歯茎は、過度の歯ブラシ圧や、何かの外傷によって傷ついたものだと痛みが出たりしますが、
磨き残しやプラークが原因の炎症だと、痛みがなく腫れていることがほとんどだと思います!
みなさんの歯茎は腫れていませんか??
歯磨きするときに、よく観察してみましょう!ヾ(´ω`=´ω`)ノ