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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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7月もそろそろ終わりになりますね^^
学生の皆さんは、もう夏休みに入ってる方もいらっしゃるのではないですか?
さぁ、ここで質問です!
お家でだらだらとお菓子をたべたり、間食をしたりしてないですか?

間食をすることは悪いことではありません。栄養の補給だったり、ストレス解消にもつながったりします^^
ただ、食べ方を考えないと一気に虫歯のリスクが高まってしまいます!虫歯になるとお痛みに原因になってしまったり、歯医者に行かなければならなくなってしまったりと・・いろいろ大変です(^_^;)
そんな大変な思いはしたくありませんよね?

今日は、虫歯になりやすい食べ物を紹介いたします!
間食を上手にコントロールして、虫歯を予防していきましょう!!(*゚▽゚*)

虫歯になりやすい食べ物

虫歯になりやすい食べ物はズバリ、
①甘くて歯にくっつきやすいもの
②口の中に残りやすいもの
③酸性の高い飲み物
この3つの要素があるものです。

虫歯になりやすい食品を上から順に並べてみました!
キャラメル う蝕誘発指数(CPI)80
キャンディー      (CPI)60
ウエハース       (CPI) 54
あん入りもち      (CPI)50
ガム          (CPI) 50
羊かん         (CPI)45
チョコレート      (CPI)40
水あめ         (CPI)30
ポテトチップス     (CPI)15
アイスクリーム     (CPI)12
せんべい        (CPI)12

このう蝕誘発指数(CPI)というのは、食品のプラーク(歯垢)の形成能、酸産生能、摂取中の作用時間、飲み込んだあとの作用する時間の4つの要素から求められた数値になります。
数字が大きければ、虫歯になるリスクが高いということです。
キャラメル、キャンディーなどは砂糖がはいっており、歯にくっつきやすいので、虫歯になりやすい食べものの中でも、数値がかなり高いことがわかります。それに比べて、アイスクリームは、砂糖がはいっており、甘いですが、すぐ溶け口の中に長く残らないので、数値としては低くなっています。このことから、砂糖だけが虫歯の原因になるのではなく、口の中にどれだけ長く砂糖が残っていたかという、時間の要素も大切になってきます。アイスクリームが数値が低いからといって、たくさん食べてしまうのでは意味がないということですね。

間食のコントロールが大事!

先程のキャラメルとアイスクリームの例からもわかるように、砂糖が口の中に残っている時間が大切です。
砂糖の量よりか、口に中が砂糖にさらされる時間のほうが大事だと言えます。
虫歯を作りにくい食べ方には工夫が必要になります!

①食べる時間を決める=規則正しい食生活
②砂糖の量の少ないものを食べる(代用甘味料使用のお菓子など)
③口の中に長く残らない食べ物
④よくかんで食べるおやつ
⑤お茶や牛乳などの酸性の低い飲み物と一緒に食べる
⑥食後のうがい

この6つのことに意識してみると、だらだらと考えずに間食をすることよりか、かなり虫歯を予防する効果が期待できます!
皆さんも、虫歯にならないためにも、意識して間食・お菓子を食べてくださいねヾ(*・ω・)ノ
もちろん、毎食後の歯磨きは忘れないようにしましょう^^