さこだ歯科 鹿児島市、鹿児島中央駅の歯医者(医療法人篤志会)

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インプラントと天然歯の違い

2018.09.06

さこだ歯科運営スタッフ

さこだ歯科運営スタッフ

①相違点

天然歯とインプラントは次のような点で異なっています。
インプラント周囲組織の方が天然歯より感染に弱く炎症を起こしやすいのは、この違いに原因の一つがあります。

インプラント周囲組織にはセメント質と歯根膜が存在しない
天然歯の場合は、歯根の表面にセメント質が存在しています。さらに歯槽骨とセメント質の間には歯根膜があり、おもにコラーゲンでできたシャーピー繊維で埋まっています。シャーピー線維の一端はセメント質に埋まっており、もう一端を歯槽骨に伸ばして歯を支える役目をしています。また歯根膜が存在することで、歯槽骨にかかる咬合圧が緩衝されています。
一方インプラントの場合はオッセオインテグレーションになります。オッセオインテグレーションとは、光学顕微鏡レベルでインプラントと骨が直接結合している状態(骨結合)をいい、セメント質、歯根膜は存在しません。そのため、天然歯にある上記のような機能が働かないことになります。

②周囲組織の血流
天然歯では歯根膜を取り囲む血管がみられますが、インプラントの場合は歯根膜がない分、血管分布が減少しており、炎症が起こった場合不利と言えるでしょう。

③線維芽細胞が少ない
インプラント周囲粘膜では天然歯よりもコラーゲン繊維が多く線維芽細胞が少なくなっています。このことは、インプラント周囲粘膜での細胞の代謝は天然歯より遅い、すなわち組織の修復能力が小さいことを意味します。

④結合組織内のコラーゲン繊維の方向
天然歯の歯周組織の場合、コラーゲン繊維は歯面に対して垂直でセメント質に埋入しているものや平行なものが混在しているのに対し、インプラント周囲組織の場合は、インプラント体と平行に走行しているだけになります。

⑤接合上皮
インプラントと上皮の接合部分は、上皮細胞がヘミデスモソームや基底膜によりチタンインプラントと接合しています。
(ヘミデスモソーム・・歯ぐきと歯の付着の構造のこと)

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