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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

みなさんこんにちは(*´∇`*)
今日は着色についてお話しします。
外部からの着色「ステイン」を付着させない方法

歯の表面はつるつると滑沢です。これは滑沢なことで歯の表面に細菌がつかないようになっており、清潔な状態を保てるようになっています。

表面を傷つけない
その表面を研磨剤などでゴシゴシと強く磨いてしまうと、細かな傷がついてしまいます。するとその細かな傷に細菌や汚れがつきやすくなり、結果としてステインの沈着にも繋がってしまうのです。

飲食後の習慣
コーヒーやお茶、さまざまな飲み物や食べ物にステインが含まれていると前述しました。これらのものを飲食した後にうがいや口をゆすぐことで、ステインの主成分を洗い流し、ステインの沈着を防止することができます。
また、うがいをするのが面倒だと感じる人はガムを噛むことで唾液の分泌を促進するので、程度は落ちますが同様の効果を得ることができます。

着いてしまった汚れを落とすには?
歯の汚れを落とす方法はいくつかあります。まずは自宅でできる方法からご紹介します。

自宅でできる歯の汚れの落とし方
もっともお手軽と考えられるのが、ドラッグストアなどで売っているステイン除去アイテムを使用する方法です。ホワイトニングに特化した歯磨き粉や、歯の表面を磨くことで歯を白く見せるホワイトニングペンなどがあります。
ホワイトニングに特化した歯磨き粉には、重曹や研磨剤などが入っており、表面に付いた着色汚れを削り落とす力があります。

また、電動歯ブラシの「ステイン除去機能」を利用することもお勧めですが、研磨剤入りの歯みがき粉と電動歯ブラシとの併用はお勧めできません。 電動ブラシは手で磨くよりもたくさん振動するため、汚れを落とす以上に歯を傷つけるリスクが高くなるためです。
電動ブラシを利用する場合は、研磨剤を含まず、汚れを浮かせて落とす効果があるジェルタイプのものとの併用がお勧めです。

次に、自宅でホワイトニングができる「ホームホワイトニング」という方法もあります。
これは歯科医院で漂白剤(薬剤)とホワイトニングに使用する歯型のトレー(マウスピース)をもらい(または市販のものを購入し)自宅でホワイトニングをするというものです。

ホームホワイトニングには、汚れを落とすことが目的のものと、歯の漂白を目的としたものがあります。のちほど紹介しますが、漂白を目的としたホームホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングに比べ、漂白効果の出方が緩慢です。そのため本格的な白さに到達するまでには長期間にわたりホワイトニングを行う必要があります。