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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

ニュースレター Vol.33 今週の特集

こんにちは。
寒い日が続きますが、今年はあまり雪も降る事もなく2月を迎えました。けれども、まだまだ急激な冷え込みは続きそうですので、引き続きウイルスの予防対策をしたいところです。

最近は、食事の前と帰ってきてからの手洗いが日課になりました!(^^) また、口腔内のお手入れは身体の抵抗力を高めてくれるため風邪の予防にも繋がります。

是非お手入れで風邪にも負けない体力づくりのお手伝いができれば幸いです。

スタッフ紹介

今回は、先日行われたスタッフへのサプライズがありましたので、その模様をご紹介します(^O^)/ 今回は入社より1年経過したスタッフの、いわゆる1歳となる誕生日(!?)のお祝いをしました。そのサプライズのご紹介です♪

受付、カウンセリングなど、診療のサポートをしてくれている高田さん。

たくさんのサポートをして下さり、楽しい空間をいつも作って頂きありがとうございます!

その笑顔はスタッフにとってはもちろん、患者様にとっても顔馴染みになっているのではないでしょうか(^^)

後ろからサプライズ!?

上原さんはまさに縁の下の力持ち。
患者さんと、診療スタッフ・先生の懸け橋となって毎日おもてなししてくださいます!

患者さんだけでなくスタッフへの心配りにもいつも感謝しているんです!ドッキリ作戦大成功でした。

厚さんは、何にでも楽しみながら取り組める力がスタッフの中でもずば抜けています!

そんなあっちゃんは、普段のおもてなしだけでなく、朝礼もテンションを上げるべくよく考えられた進行で盛り上げてくれます!

そのおかげで朝一番から気合いを入れられているんです!(^^)! フェイスブックにも注目ですよ♪

3名共、涙を堪えながらコメントをしてくださいました。これまで苦しかったり辛いこともあったのでしょうが、前向きに受け止めて消化できる3名だから今もこうして楽しみながら試行錯誤を重ね充実されているんだと思います。

今後も更なるご活躍をご期待下さい(^O^)/ 更には、さこだ歯科スタッフ一丸となってより良い医療の提供、おもてなしできるよう更に今後も努めて参ります。

日常生活で心がけよう、歯周病予防

Q、日常生活の中で、むし歯歯周病は予防ができると言われたが、詳しい予防法は?

A、歯周病の予防にはなんといってもお口の清潔が一番。食後のハミガキが第一です。
しかしそのほかにも、口腔内を清潔にするなど、自浄作用を助けるポイントがいくつかあります。

よく噛んで歯周病を予防!

ハンバーグ・スパゲティや、スナック菓子。最近の食生活にはソフトフードが多く登場するようになり、よく噛まなくても味を堪能することが出来るようになりました。

その結果、顎の発育が悪くなり、歯の噛み合わせに異常が見られることがあります。また、食物をよく噛むことは、だ液の分泌も促します。だ液には、消化酵素や溶菌酵素などが含まれるため、食べかすを洗い流す洗浄作用や咀しゃくを円滑にする作用があります。唾液腺ホルモンの分泌を刺激し流出するだ液は、全身的にはもちろん、歯茎にもよい影響を与えているのです。

食物としては、野菜(線維性野菜は歯の付着物を除去します)・果物などビタミンCの摂取が大切です。また、だ液は老化により分泌が減少しますが、レモン・梅干しなどの酸っぱい食べ物によっても、分泌が促されます。

歯磨きとうがい

歯周病の予防の基本は口の中の清掃です。食後、ブラッシングにより口の中をキレイにしてプラークを取り除くようにしましょう。ブラッシングは単なる習慣となり機械的になりやすいのですが、歯をキレイに磨くことは大切な治療法であり、予防であるという考え方を根底におく必要があります。

外出先で歯が磨けない時はどうでしょう。
そのときはせめてうがい(口腔含嗽)をしましょう。うがいそのものでは歯面に着いたプラークは除去できませんが、食べかすの除去など一時的効果はあります。最近では抗プラーク用含嗽剤も市販されています。

人の体の器官は、相互に深く関係しています。疲れたとき、体調が悪いとき、そんなときには、抵抗力の弱い場所に発病します。歯が浮いたり歯茎から出血したりする場合は、局所的な治療をするだけでなく、全身の疲れもとるように休養して体調を整えることが必要です。

社会全体で予防に取り組む

歯の健康は、個人や歯科医院側だけの問題でなく、行政と協力して取り組む必要があります。それは保健所や学校などでの歯の予防でいうと、従来のむし歯中心の予防から歯肉炎・歯周炎の予防へと展開させ、歯周病の恐ろしさをPRすることです。

保健指導の中に生活指導を取り入れ、噛むことの価値観・歯を磨く意義、バランスの取れた食生活(食育)などについて十分な指導ができるような体制を整えることが理想です。

また、2011年に制定された「歯科口腔保険法」は、歯科口腔保険の推進に関する施策を総合的に推進し、国民保健の向上に寄与すること等を目的として、国、地方公共団体や歯科医師等の責務、歯科疾患の予防のための措置や口腔保健支援センター、保健所を設置する等が定められています。

歯科医院、社会体制、ご自身のブラッシングにより、口腔内の健口に繋がることを願います(^^)当医院にてもお気軽にご相談下さい。

参考:お口の健康ア・ラ・カルト/鴨井久一