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歯周病について

2021.08.26

こんにちは。放射線技師の迫です。

今回は歯周病についてお話をさせていただきたいと思います。

歯周病とは、歯の周りの歯茎(歯肉)や、歯を支える骨(歯槽骨)なとが細菌の感染によって破壊される病気のことです。

虫歯と同じように初期の段階では症状がなく、進行が進むまで自覚症状がありません。

進行すると、歯肉の中にある歯を支えている骨が溶けて、歯がグラグラしてきます。

その状態になると、痛みや腫れを感じるようになり、放置すると最終的には歯が抜けてしまいます。

歯周病の原因は、歯に付着した細菌の塊の歯垢で、この歯垢を取り除かなければ歯周病の進行は続きます。

歯周病の治療はご自身で行うセルフケアと歯科医院で行う専門的なケアの両方が重要になります。

歯周病を悪化させる原因は歯垢だけでなく、喫煙や糖尿病など様々なものがあります。

治療の内容は軽度の歯肉炎、中等度、重度の歯周病の場合でもあまり変わりません。

症状が軽い場合は、歯石などを取り除く基本的な治療で症状が改善することがあります。

しかし、歯肉の奥に溜まった汚れが取り除けない場合は、外科的な治療が必要になることもあります。

さらに歯周病菌は狭心症、心筋梗塞、感染性心膜炎、糖尿病の悪化、肺炎など口腔内だけでなく全身疾患への影響にも関係していると言われているので治療が重要です。

日々のお手入れ、定期的に歯科医院でのケアを行い、年齢を重ねても一本でも多くご自身の歯を残せるようにしましょう。

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