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レントゲンについて

2022.10.20

歯科医院を受診されると、「お口のレントゲンを撮影しますね。」と言われると思います。その理由は、レントゲンを撮影することにより、今現在の歯?の状態を知ることができ、また、経時的な変化も知ることができるからです。

大小2種類のレントゲンを撮影することが多いのですが、大きなサイズの「パノラマ」は上下の歯全体が撮影され、歯並びや顎骨内部の病気の確認をするために使われます。そして小さなサイズの「デンタル」は隣り合った3〜4歯を撮影対象としていて、パノラマと比較して「より微細な情報」が得るために使用します。お口の中を見るだけでは確認の難しい虫歯の発見はもちろん、治療過程の確認などができます。

先日開催された症例発表会で当院の放射線技師がレントゲンに関するお話をしてくださいまして、「パノラマ」は1回の撮影で約0.04ミリSv、「デンタル」は1回の撮影で約0.02ミリSv程度らしく、自然界から受けている放射線量に比べても、ごく微量なものだそうです。ちなみに健康診断で受ける胸のレントゲン撮影が約0.05ミリSvなので、治療に必要なレントゲン撮影は受けていただければと思います。

歯科で行うレントゲンは、お口の中を見通せますが、食品において、10月に旬を迎える「れんこん」も多数の穴があいており、先が見通せるため、「将来の見通しが良くなるように」という願いが込められて古くから縁起の良い食材とされています。

れんこんには、ビタミンB12が含まれ、貧血予防に有効です。食物繊維もきのこ類と同じくらい豊富に含まれています。また、糸をひくのは粘りの成分であるムチンによるもので、胃潰瘍や風邪?の予防に効果的です。

穴の大きさが均一で、握った感じがしっかりとしていて、皮は色むらがなく、少し黄色がかった色味で、切り口に変色のないものを選びましょう?

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