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何を使ってるの?

2022.02.22

皆さん、こんにちは!歯科技工士の木場迫です。

皆さんは入れ歯ってどうやって作られてるかご存知ですか?
知らない方も結構いらっしゃると思います。
今回は皆さんの入れ歯を私たちがどうやって作っているのか一部ですが紹介したいと思います。

まず、入れ歯ができるまでの製作過程は、
『型取り』→『精密な型取り』→『噛み合わせ確認』→『試適』→『完成』になります。

私たちが作っているのは型取り、精密な型取りした後のものを製作しています。

まず、型取りをした後に製作するものが『個人トレー』です。
患者様1人1人の口腔内を細かく知るために再度型取りをするためのものです。
材料はトレーレジンという粉と液を混ぜ、粘土状になったものを成型して固めたものです。

固まるとプラスチックみたいな固さですが、綺麗に型取りすることができます。
次にその個人トレーで精密な型取りをした後に製作するものが『咬合床』というものです。
咬合床は患者様の残存歯や対合歯によって製作が違う点がありますが、ろうそくに似た材質のパラフィンワックスと個人トレー製作でも使用したトレーレジンを使って製作しています。

製作したものは患者様の口腔内にはめて、噛み合わせの確認を行うときに使用します。

完成するにあたり、患者様⇔歯科医師⇔歯科技工士が連携して入れ歯は作られています。

詰め物なども同じです。

今回、一部の紹介ではありましたが、少しでも知って頂けたり、技工士に関して興味を持たれたら嬉しいです。
まだ詳しく知りたい、他のは何があるの?って思う方は是非さこだ歯科にお尋ねください。

お待ちしております。

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