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口の乾きは口の衰え

2021.09.08

こんにちは。さこだ歯科の正國です。

今回のテーマは唾液ということで、お口の乾燥についてお話ししようと思います。

皆さんは口腔機能低下症という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

口腔機能低下症とはその名の通り、お口の機能が衰えた状態です。

高齢の方は特に気を付けないと、気付かないうちにお口の機能が衰えているという場合も少なくありません。

その口腔機能低下症の検査項目にお口の乾燥も含まれています。

つまり、お口の乾燥はお口の機能の衰えなのです。

唾液には色々な機能があり、唾液が少ないと歯や口の機能に多くの不具合が出てきます。

1.虫歯ができやすくなる

唾液にはお口の汚れを洗い流す作用があります。
また、お口が酸性になると中性に戻すような役割もあるため、唾液が少なくなると虫歯や歯周病になりやすくなります。

2.口臭が強くなる

唾液が少ないと汚れが溜まりやすくなりそれによって口臭も強くなります。

3.飲み込みにくくなる

唾液が少ないと食べたものを口の中でまとめることが難しくなり、飲み込みにくくなることもあります。
パサパサのパンなど普通の人でも食べにくいと思いますが、普通の食事でも似たように食べにくくなることがあります。

唾液が少なくなる原因は様々で必ずしも加齢が原因とは限りません。

飲んでいるお薬、または糖尿病などの全身疾患が隠れていることもあります。

さこだ歯科では口腔機能検査も行っており、お口の乾燥の検査も行うことができます。

歯の検診だけでなく、お口の機能を歯医者で検診してみませんか?

最近口が乾くことが多いという方も、検診と相談だけでもぜひお越しください。

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