こんにちは。歯科医師の隈本です。

3月も中旬になり、マスクの着用に関しても個人の判断という段階まできています。
少しずつ数年前の日常が戻ってきているのかなぁと感じますが、今後も手洗いうがいを徹底して感染対策に努めましょう。

今回は噛み合わせについて少し書いていこうと思います。噛み合わせや歯並びについて今まで一度は歯科医院でお話を聞いたことはあると思います。
また顎が痛くて、歯が凍みて歯科医院に行ったら噛み合わせが原因かもしれないですと言われたことがある方もいるのではないでしょうか。

噛み合わせや歯並びは見た目のこともありますが、それ以上に様々なことに影響を与えます。
奥歯に負担がきやすい噛み合わせの方では、まず奥歯が虫歯になり、次は詰め物がとれて、虫歯が進行して根っこの治療になり、被せ物をしたけど、根っこにヒビが入って抜歯になることもあります。
そのような経過をたどり、奥歯から噛み合わせが崩壊していく患者さんも少なくないです。

またしっかり噛めない影響で顎が無理な動きをして負担がかかり、顎が開かないと痛みを訴える患者さんもいらっしゃいます。

どちらにしても原因を解決するため、症状を改善するために治療が必要になると思います。
全体で力を負担できる噛み合わせ、顎が本来噛みたいところで噛める噛み合わせなど人それぞれです。

まずは虫歯や歯周病にならないように日々の歯磨きと糸ようじ(フロス)、さらに定期的なお手入れとチェックが必要になります。
そのためにも是非近隣の歯科医院を受診してお口の中の状態を診てもらいましょう！！