みなさんこんにちは！

歯科医師の三戸瀨です！

今月のテーマは「小児歯科」ということで、小児のお口の中の特徴について少しお話していきます。

みなさん、乳歯が生え変わるということはご存知かと思いますが、一番最初に生えてくる永久歯は何歳ぐらいで生えてくるかご存知ですか？

実は６歳頃に生えてきます！

前歯が生え変わる子もいますが、第一大臼歯という奥歯が一番最初に生えてくる子もいるんです！

前歯の乳歯が抜けて、永久歯が生えてきたころには、実は奥歯の永久歯が生えていた！ということも少なくありません。

「前歯が生え変わってきたら歯磨きを頑張らせないと」

と思っているお父さん、お母さん、要注意です！！

そして、「乳歯は生え変わるから虫歯になってもいい」

と勘違いしているお父さん、お母さんも要注意です！！！

虫歯は虫歯菌による感染症です。虫歯があれば、もちろんお口の中に虫歯菌が多く溜まってしまいます。その状態で永久歯が生えてくると虫歯リスクが高くなってしまいます。さらに、生えてきたばっかりの歯はただでさえ表面が弱く虫歯リスクが高いんです。何十年と機能してもらわないといけない歯が生えてきてすぐ虫歯になってしまうのはもったいないと思いませんか？

綺麗なお口の中の環境で永久歯が生えてくるのが理想的です。

そして、生えてきた永久歯が虫歯にならないように管理することがとても大切です。

お子様の現在のお口の中の環境が気になる方、口腔ケアに自信がない方はぜひ一緒に歯医者に来てみてくださいね！