歯科衛生士の砂坂です。

梅雨が明け暑い日が多くなります。熱中症には十分気をつけましょう。

さて、皆さんは乳歯の役割について考えたことありますか？

乳歯は生後6ヶ月ぐらいからはえてきます。2〜3歳で全ての乳歯20本がはえそろいます。

授乳から離乳食を食べ始めますよね。

基本的に歯は食事を噛むことが大きな役割といえます。

しかし、乳歯にはその他にも役割があります。

◯発音を助ける

乳歯の時期はたくさんの言葉を覚えお話をする時期です。その時乳歯は正しい発音のために大きな役割を果たします。

◯あごの発育を助けて顔の形を整える

現代の食事は柔らかいものが多くなりあごの大きさと歯の大きさのバランスが悪くなり歯並びも悪くなる方が増えています。

乳歯の時期にしっかりと噛むことで発育に必要な栄養分を吸収することにつながりあごの成長を助けます。そして、将来の顔の形や歯並びにも影響してくるのです。

◯永久歯がはえるときの目印になる

永久歯は乳歯の根を溶かしながらはえてきます。

そのため、乳歯がむし歯などで永久歯がはえてくるタイミングより早くに無くなってしまうと、永久歯ははえる場所がわからなくなり歯並びにも影響してしまいます。

しかし、乳歯は永久歯に比べてもむし歯になりやすいです。

日々のケア(仕上げ磨き)と歯医者での定期検診がとても大切です。

キッズスペースやキッズ用診療台のあるさこだ歯科へぜひいらして下さい。