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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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今日はフレッチャリズムについて書いてみたいと思います。
あまり聞きなれない言葉ですが、フレッチャリズムとは、よく噛んで食べて病気を治すことをいいます。

昔、アメリカにホーレス・フレッチャーという人がいて、人が羨む大富豪だったそうですが、たくさんの病気ももっていました。体重は100Kgで糖尿病、腎臓病、肝臓病、肩こり、関節痛・・・・・。アメリカからヨーロッパまで名医といわれる人に診察してもらいましたが、病気は治らなかったということです。
そこで、医者を信用しなくなった彼は「よく噛んで食べる」ということだけを実践しました。
すると、どんどん痩せて、体重が75kgまで減ったとき、すべての病気が治っていたというのです。
このことから、よく噛んで食べて病気を治すことを「フレッチャリズム」というようになったとのことです。
よく噛むことで、唾液がたくさんでてきます。
唾液には、アミラーゼなどの消化液が含まれていますので胃腸の負担を軽くしてくれます。
また、唾液にはパーオキシダーゼという成分が含まれています。パーオキシダーゼは、発癌物質を解毒する働きがあるのです。
さらにうれしいことに、よく噛むことで耳下腺からパロチンという若返りホルモンも分泌されます。
つまり、よく噛んでたべることは、癌予防、ダイエット、アンチエイジングに効果的だということです。
健康長寿を目指して、一口30回を目標にしてみませんか?