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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

正常な咬みあわせの場合、上顎の歯が下顎の歯を包むように咬みあいます。
しかし、一部ないし全体的に上顎の歯より下顎の歯が外側に出てしまっている咬みあわせの方がいらっしゃいます。
この状態を「交叉咬合」といい、「クロスバイト」、「すれ違い咬合」とも呼ばれます。

交叉咬合の原因は、
(1)遺伝 遺伝によりご両親より引き継いだ顎の状態により起こるもの
(2)顎の成長のズレ 上顎が下顎に比べ左右に小さい、または下顎が上顎に比べ大きい
(3)歯の位置のズレ 歯と歯が咬みあう際、真っ先に当たる歯の影響で顎が左右に
ずれてしまう
(4)癖によるもの  頬杖や口呼吸、舌癖などによる習癖によるもの

前からは見えないことが多いのでそのまま放置されてしまいがちですがな交叉咬合ですが…放っておくと後で大変になってしまうこともあります。
・ものを十分に咬むことができない
・顎の成長障害
・発音しにくい
・顔が歪んでしまうことがある
・顎関節症になるリスクがある

当てはまる項目がある方は一度歯科医院で相談されてみてくださいね。