Tips

豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

ニュースレター Vol.76 今月の特集

こんにちは。鹿児島の9月はまだまだ暑い日が続きそうですね。天気予報も不安定ですし、台風も心配ですね。気温の変化にも気を付けて、もうしばらく暑い日を乗り切っていきましょう!ちなみに、今月からニュースレターの担当者が変わります!どうぞ宜しくお願い致します(*^-^*)

歯科技工士とセレック

今回は歯科技工士とセレックという白い詰め物・被せ物を紹介したいと思います(^O^)
セレックは歯科技工士さんが皆様の歯にあった形、色、硬さを見分けて作り上げています!物の噛み方や見た目には個性が出ます。その為、個々にあった形態を作り上げていく必要があります。また、形だけでなく、色にも気をつけています。細かな色の再現にも明度、彩度、色相と見分けて作り上げています。形と色、その他にも材料にもたくさん種類があります。技工士さんは特徴や性質・硬さを細かく勉強しています!

技工士さんは男性が多いイメージが強いと思います。しかし、さこだ歯科で働く技工士さんは女性の技工士さんです!女性ならではの感性で繊細な被せ物に仕上げてくれています。
もちろん、彼女だけでなく、専門の歯科技工所さんで丹精込めて作製されているものもあります。詰め物・被せ物をご検討の方はぜひご検討ください (*^_^*)

食べにくい時の食事の工夫

歯科治療中の方、高齢の方、新しい入れ歯がまだ馴染んでいない方、夏バテで食欲が無い方はいませんか?
今回はそんな方にオススメの「食べやすくする工夫について」ご紹介させていただきます。

身体は食べ物できている「食べることは生きること」

歯の治療中は歯の部位やむし歯の大きさによっては食事がしにくいこともありますよね。治療中だけでなく、年齢とともに上手に食事ができなくなることも考えられます。「よく噛めない」時には食べ方の工夫ではなく、食べ物の工夫をしてみてはいかがでしょうか?食事をとることは生きていくうえで重要です。

「食べにくい食べ物」への対応法

食べにくい食べ物を「食べたいから」「美味しいから」という理由でムリに食べようとしていませんか?「あまりよく噛めない」という状態でムリは禁物です。やわらかくしたり、細かくきざんだりして対処しましょう。無理して食べると逆にストレスや食事時間が長くなることによる満腹感で、食事摂取量が減ることがあります。歯への負担を減らして、食べ物を摂取することを優先しましょう。

まずは「栄養確保」を優先

食事摂取量が減り、さらに体重も減っている場合は要注意です!手抜きでも手軽でもとにかく栄養を補給しましょう。まずは健康的な生活が優先です!
 食べにくい食べ物はとりあえず“小さくする”ことです。面倒に感じるかもしれませんが、キッチンバサミが便利です。お皿に盛りつけた後でも小さくできます。コンビニなどのお惣菜を食べる場合はマイ箸やマイスプーン・フォークを持っていると便利です。なぜなら、コンビニで貰える割り箸やプラスチック製のスプーンでは折れてしまう可能性があるからです。
 また、最近では市販の食品で、歯科治療や手術後の方向けの「接触支援やわらか食」というものも出ています。美味しく手軽に栄養摂取ができるため、食べにくくなってきた方にはおすすめです。他にもたくさんの種類の「食べやすく工夫された食事」や「手軽に栄養補給できる食品」があるので、一度試してみてください。

噛めるのが一番!

食べやすくする工夫を紹介させて頂きましたが、やはり、自分の歯でしっかり噛めることが一番です。歯の治療中の方は治療を最後まで続けること、入れ歯の方は調整することが大切です。わたしたちにそのサポートをさせて頂けますと幸いです。

参考:新聞QUINT 2018年8月10日? 第272号/豊島瑞枝