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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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ニュースレター Vol.101 今月の特集

真夏の暑さもいくらか和らぎ、少しずつ秋の訪れを感じる頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

コロナによる不安で気の休まらない日々が続いているかとは思いますが、この危機を共に乗り越えていきましょう。

歯科医療界は感染リスクが高い?
感染リスクが少ない理由とは…
さこだ歯科のウィルス対策①
さこだ歯科のウィルス対策②
さこだ歯科のウィルス対策③

歯科医療界は感染リスクが高い?

歯科医療ではテレビメディアが外国報道を引用して感染リスクが高いと報道されたりしています。歯科医療従事者は患者さんと接する距離が近く、3蜜状態のような状態になるため感染リスクが高く危険だということでしょう。

しかし、歯科医師会から発表されている通り歯科医療従事者から患者さんへの感染はまだ報告されていません。そして、歯科医療従事者の感染は普通の方々と比較すると相当少ないと言われています。

それには、どのような理由があるのでしょうか?

感染リスクが少ない理由とは…

医療従事者の感染が少ない理由は、国が政策的に歯科医療の感染対策を厳しくしてきた背景と感染対策への基本教育を受けているからです。

また、治療に関する道具類の滅菌などに関してもかなりの対策をしなければならなくなってきていることが、感染が少ない理由の一つとなっています。

さこだ歯科では、医院内の環境から対策を行っています。
どのような対策をしているのか、ご紹介していきます。

さこだ歯科のウィルス対策①

院内の天井にはメディカルライトエアーという空気浄化装置を導入しており、この装置はウィルス除去を99.95%で行います。

これは、PM2.5(粒径μmの粉塵)捕集率99.99%、さらに細かいPM0.1でも99.9%の捕集率という装置です。

また、光触媒セラミックフィルターで消毒液などの医療機関特有のにおいを分解し、除去します。

医科の手術室と同じように医院の待合室、治療室の環境を整えています。

さこだ歯科のウィルス対策②

次亜塩素酸をご存じでしょうか?
次亜塩素酸は不安定な物質で、水溶液中に徐々に分解され、
酸化剤、漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用されています。

医院内の使う水はすべて電解精製水という中性の次亜塩素酸水となっています。

次亜塩素酸水は、ノロウイルスやインフルエンザウイルスの不活化に高い効果を示し、新型コロナウイルスをも不活性化、死滅させることが予測されています。

医院では診療用の水から蛇口から出る水まですべて、この次亜塩素酸水となっています。

さこだ歯科のウィルス対策③

医療従事者すべて朝に検温を行い、体調のすぐれないものは帰宅してもらい静養しています。

感染対策において、手洗いは基本です。
医院内でも、正しい手洗いを徹底して行っています。
さらに、グローブ、キャップ、ゴーグル、ガウンにて接触感染に対しても対策を徹底しています。