さこだ歯科 鹿児島市、鹿児島中央駅の歯医者(医療法人篤志会)

videoendoscopy

嚥下内視鏡診療科目

嚥下内視鏡による検査が摂食嚥下障害と誤嚥性肺炎を防止する理由を解説します。


摂食嚥下障害と誤嚥性肺炎

『摂食嚥下障害』とは

『摂食嚥下障害』とは水を飲んだり、食事を飲み込むことがうまくできなくなる障害です。

いろいろな原因が関係してきますがこの障害が起こることで脱水・栄養障害など身体に関係する問題をはじめ、誤嚥をおこしてしまったり、誤嚥してしまうことで誤嚥性肺炎を引き起こし、窒息に至る可能性もあります。


肺炎は死因の「第五位」

肺炎はみなさんもご存知であるでしょう。

肺炎は日本における死亡原因の第五位となっています。

【日本死因原因】

1位・悪性新生物(腫瘍)
2位・心疾患(高血圧を除く)
3位・老衰
4位・脳血管障害
5位・肺炎

(2020年6月 厚生労働省 人口動態統計学月報年計(概数)の結果より)

肺炎は65歳以上の方が90%を占めており、高齢者に多いことが特徴です。

誤嚥性肺炎は65歳以上の高齢者に起こる肺炎の中でも約1/3を占めています。 (90歳以上では誤嚥性肺炎は死亡原因の第2位まで順位が上がります)

誤嚥性肺炎とは、口で食べた食べ物やつばが食道から胃を通らず、誤って気道内に入ってしまうことで引き起こされる肺炎のことを言います。

高齢者や、障害者の方が起こりやすいと言われています。

嚥下機能の低下が誤嚥を引き起こす

高齢になってくると身体の筋肉が衰えてきます。噛む・飲み込むといった動作にも顔や口周り・喉の筋肉を使用します。

飲み込む(嚥下)機能が低下することで飲み込みがうまくいかず、誤嚥を引き起こしやすくなります。

誤嚥性肺炎は、一般的な肺炎で見られる発熱や咳や痰などわかりやすい症状があまり見られません

軽い倦怠感、食欲不振、喉の違和感が続くことが初期症状としてあり、軽い風邪の症状と勘違いして見落としてしまうケースも少なくありません。

誤嚥性肺炎は高齢者に多い病気であると紹介しましたが、70歳以上の肺炎を患っている患者さんの7割以上は誤嚥性肺炎であるというデータもあります。

飲み込む力が衰える嚥下障害と大きく関係していることから誰にでも起こりえる病気とも言えます。

また、今後誤嚥性肺炎による死亡者は増加が予測されており、2030年には男性7万人、女性5万人まで上昇するであろうと予測されています。

高齢者が健康であるために大事なことは、『自分で食事を摂れる事』です。

『健口』という言葉があるように自分の口から食べ物を咀嚼し飲み込むことは食欲や体力、意識の障害、心理的障害にも大きく影響してきます。

自分の口から食事を摂ることに大きな意味があるのです。

嚥下内視鏡検査(VE)

食べ物や水分ををうまく飲み込めなかったり、むせてしまうことが多くなったり

誤嚥性肺炎を引き起こす可能性がある場合、飲み込みの状態を確認する 『嚥下内視鏡検査(VE)』があります。

『嚥下内視鏡検査(VE)』Video=ビデオ、Endoscopy=内視鏡

嚥下内視鏡検査(VE)とは、鼻の穴から細い内視鏡を(約3ミリ程度)を通し、のどの中で食べ物や飲み物の飲み込む様子を直接確認する事ができる検査です。飲み込む動作に関係してくる声帯の動きも観察することができます。

内視鏡をいれたまま、食品を食べていただきます。(水・とろみ付きの水・ゼリー・実際の食事の一部)

飲み込む様子をモニターの画面の映像で確認し評価していきます。

検査時間は30分ほど

検査に要する時間はだいたい30分程度です。

医療サポートスタッフ(医師・看護師・言語聴覚士・栄養士・歯科医師)が飲み込みの状況を一緒に確認し、評価していきます。

食べ物がうまく飲み込めずのど(咽頭)に残ってしまう場合や、誤嚥を起こしてしまう場合は食事の形態を工夫したり、食べるときの姿勢、一口の量などを見直していきます。

人によって誤嚥せずに飲み込みやすい食形態にするために固形、刻み食、とろみを付けた食事など工夫をすることで誤嚥や誤嚥性肺炎になることを防ぎます。

内視鏡検査を実施することで個人に合わせた飲み込みの状態を把握し、安全に口から食べ、飲み込むためのサポートを行うことができます。

さこだ歯科でも摂食嚥下の検査を実施しています

さこだ歯科ではこの内視鏡を使用した摂食嚥下の検査の実施を行うことができます。

内視鏡は持ち運びが可能であるため、訪問診療での活用も行って行っています。

筋肉の衰えが評価された場合は、評価に応じ、個人に合わせたリハビリやストレッチ・運動訓練のメニューを組みサポートしていきます。

脳梗塞や脊髄小脳変性症、パーキンソン病、アルツハイマー症、筋無力症など病気が原因で摂食嚥下障害が起こっている方でも訓練を重ねることで機能を回復させることも可能です。

内視鏡を使用した検査の結果から食形態の工夫・食事の時の姿勢の注意・一口の量の把握・衰えている部分の筋肉の運動訓練などを実施することで食事を『安全に自分の口から食べられるように』サポートします。

さこだ歯科でも摂食嚥下の検査を実施しています

摂食嚥下障害の原因は、様々で口周り・顔周りの筋肉の低下に加え、入れ歯がうまく合っていないことでも起こることがあります。

食べるため(噛むため)には歯が大切です。歯の機能(食べる機能)を回復するためにもトラブルがある部分の歯の治療(虫歯や歯周病の治療)を行ったり、入れ歯の調整をする事は歯科で対応できる摂食嚥下のサポートの一つです。

歯科ならではの、口腔ケアによるサポート

食事をするときのお口の中の環境も大事です。

口腔ケアが行き届いておらず、口の中の細菌が多い状況であると誤嚥したときに口の細菌が肺に入り誤嚥性肺炎を重症化させてしまうことにつながります。

口腔ケアも歯科でできる大事なサポートの一つです。

摂食嚥下の飲み込みの状態をみる検査は内科をはじめ耳鼻科等でも行うことは可能です。

ですが、実際に食事をするための食べる(噛む)機能の回復や、飲み込むことの衰えに対しての訓練等のサポートを行うことができるのは歯科だからこそできることです。

さこだ歯科があなたの健康維持をお手伝いします

より多くの人に『健康で長生き』してほしい。

さこだ歯科では、地域の方々に歯科治療を通じて健康をかなえるお手伝いをしていきます。

『自分のお口で好きなものを食べられる』ことは幸福を感じることができること、生活力の向上をかなえることにもつながってきます。

自分では気づきにくい摂食嚥下障害ですが、食事の時の小さな変化(飲み込みにくい、むせる、咳き込む、食事に時間がかかるようになった等)の症状に心当たりがある方はぜひ、さこだ歯科にご相談ください。

来院が難しい方へは訪問診療も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

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